当工業会の紹介
日本乾式遮音二重床工業会は、1995年に乾式遮音二重床のメーカーによって設立いたしました。当工業会の設立の目的は、乾式遮音二重床の品質の向上を図ることであり、材料の開発、性能に関する調査研究、施工方法の検討等を続けています。乾式遮音二重床は遮音性能に優れ、高い機能性と共に環境に配慮したリサイクル部材を使用しています。住む人に優しく、これからの住宅のさまざまな要求にマッチした製品です。
乾式遮音二重床の需要は市況に大きく影響しますが、集合住宅を中心に潜在需要は高く、またリフォーム市場においても二重床の需要は根強いものがあります。
当工業会の事業
当工業会では、次の事業を展開しています。
- 乾式遮音二重床の新たな需要拡大に向けた取組み
- 二重床の普及と発展のための広報活動
- 施工方法および諸性能向上の研究
- 官公庁および関連業界との連携
- 環境問題に関する取組み
当工業会では、今後も品質の向上に一層努めてユーザー様の要求に応えるとともに、乾式遮音二重床のさらなる普及と発展に邁進していきたいと考えます。

乾式遮音二重床の出荷実績
乾式遮音二重床は50年以上の歴史を有し、遮音性や耐衝撃性に加え、床の剛性やクッション性による転倒時の安全性および足腰への負担軽減などが総合的に高く評価されています。
当初は集合住宅を中心に採用されてきましたが、近年では医療・福祉施設や運動施設、幼稚園・保育園などの文教施設にも用途が広がっています。
グラフに示したとおり、出荷実績は近年おおむね1,200万㎡程度で推移しており、新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な落ち込みはあったものの、現在では復調を遂げています。
当工業会としては、今後も乾式遮音二重床の優れた性能や機能、施工性をより広く周知し、普及促進と社会貢献に一層努めてまいります。
※出荷実績の集計は1997年より開始

会員会社
設立:1995年11月
会長:中上 裕(株式会社桐井製作所)
会員:6社





